中間試験も終わり、結果が出た。
今週はもう期末試験1週間前だ。
先日は中学1年生の入塾面談をした。入塾面談なのについつい期末試験への対策を話してしまった。塾だけではなく、ご家庭でもご協力を願うことと、保護者の不安をなんとか和らげたいという思いもあった。
最近、「きらきらネーム」と言われる、通常の読み方では読めない名前の生徒が塾でも多い。保護者に直接聞いたことはないが、生徒らには自分の名前の意味を聞くことがある。
「お父さん、お母さんはどんな願いで君の名前を付けたか聞いてる? 君の名前にはどんな意味があるの?」など言うと、意外と親から聞いている。
また、小学校の宿題で出たから知っている子もいる。「きらきらネーム」の子は総じてお母さんが「気に入って付けた」に近いことを言う。
「今からはグローバル社会だから、外国に通じる名前にした。と聞いた。」と言った子もいる。
私は、「きらきらネーム」に反対とか、にが苦しく思う。などとかはあまりない。
名前は、一生背負い、棺桶まで持っていくものだから、自分と同様に成長させていくものと考えている。「きらきらネーム」も他の子とは異なる個性を重視した名前という気持ちでつけたは理解できる。
そもそも「個性」や「唯一」なるものは、本人の努力からそれぞれにそれなりに身に付くものだと思う。
なんの変哲もない鈴木一郎の名前は本人の不断の努力により世界のイチローになったなのだから。
それぞれの生活姿勢の結果にそれぞれの生き方がある。名前が個性ではなく生活の積み重ねが個性というものを作って行く。
まあまあ子供らには期末試験で自分に満足のいく結果を出して欲しい。
高山曜三