昨日は「民族の文化と魂を受け継ぎ伝えていく」などと大それたことを書いてしまった。
なぜなら私自身、日本民族の文化と魂をまだ知らないからだ。
そこで今日は、イギリス人女性旅行家・紀行作家イザベラ・バード(Isabella Lucy Bird)。※1831年(文政13年)~1904年(明治37年)の言葉を借りて江戸時代の日本はどうだったのかをお伝えしたい。
彼女は、『日本奥地紀行』で当時の日本を次のように記している。
「家の女たちは、私が暑くて困っているのを見て、うやうやしく団扇をもってきて、まる一時間も私を仰いでくれた。料金を尋ねると、少しもいらない、と言い、どうしても受けとらなかった。彼らは今まで外国人を見たこともなく、少しでも取るようなことがあったら恥ずべきことだ、と言った。」
この文章を読んですぐ思い浮かぶのか、間違った情報を流し、見ていない人からも受信料を取るNHKさんなのは私の感覚が偏っているからなのか。
誇らしい日本を世界に発信するならお金を払っても損をした気にはならない。
高山曜三