判断基準

早いもので8月も終わろうとしている。雨が多く日本全域で災害が絶えない。災害に見舞われた方々に心よりお見舞い申し上げる。8/15日になると「小野田寛郎さんの言葉を思い出す。
小野田さんは、情報将校として太平洋戦争に従軍し遊撃戦(ゲリラ戦)を展開、第二次世界大戦終結から29年の時を経て、1974年フィリピン・ルバング島から日本へ帰還を果たした。しかし、その半年後、日本帰国後に結婚した妻と共にブラジルへ移住し、10年を経て牧場経営を成功させた。その後、「凶悪な少年犯罪が多発する現代日本社会に心を痛めた」として『祖国のため健全な日本人を育成したい』と、サバイバル塾『小野田自然塾』を主宰した。
「世の中には出来そうにないことでも、やらなければならないことがあるし、できることでもやってはいけないことがある。この判断基準こそが、その人価値を決める。」
若い頃は「判断基準」などあまり考えず生きてきたが、50歳を過ぎてあまりたくさんのことが出来なくなり、60歳を過ぎると自然に判断基準は出来るが実行はおぼつかない。
つまるところ今まで真剣に判断し、実行してきたかと問われると定かではない。