自国の歴史


聖徳太子の時代、最初の成文法として「十七条の憲法」が生まれた。時は7C初頭である。国の根幹を「和」と説いたことは多くの人が知っている。それだけでも現代に通じる内容である。
同じ時代の中国「隋」はどうであったかと言えば、二代目皇帝、煬帝(ようだい)は運河の造営で国民をかりだし、おびただしい数の民の死者を出していた。朝鮮半島へも出兵していた。今の中華人民共和国が、ウイグルやチベットの民を虐殺しているのを見ると変わっていない。
「十七条の憲法」十六条では「農民を農繁期の春から秋にかけては使役してはならない。農仕事のない冬に彼らの手を借りなさい。」と書いてある。これは「百姓」と書いて「おおみたから」(大御宝、天皇が大いに大切にする宝)と読みならをしてきたことからも理解できる。すなわち、すでに7C初頭から日本は世界に比類ない穏やかで、公正な価値観の元国民を大切にしていた国家なのである。
戦後封殺されてきた日本の歴史、自由に教科書に盛り込めるようになった時には、左翼思想の歴史家に教科書を作られ、その後は近隣諸国条項とやらで自国を貶める内容までなり下がった。だから、今の教科書は考えることが多い。本当の歴史はどうであったのかを考えなければならない。明らかに、日本の教科書なのに日本の立場で書かれていない。本当の教える教師も数少ない。
自国の歴史は国民としての誇りである。トゥインビーの言う、自国の神話はおろか自国の歴史すら知らない若者ばかりでは、国が滅びるだけでは済まない。自国の歴史を暗記することも重要かもしれぬ。しかし、それ以上に真実の歴史を探し、その中から日本人とは、日本とはを真剣に考え、「誇り」をもつことが大切である。