国の行末
大村益次郎は医者であり、蘭学者であり、軍艦を作り、軍政を改革して一軍を率い、陸軍省の前身である兵部省の指揮者となり、8名の刺客に襲われ46才で亡くなった。 辞世の句は「君のため 捨つる命は 惜しからで ただ思わるる 国の…
大村益次郎は医者であり、蘭学者であり、軍艦を作り、軍政を改革して一軍を率い、陸軍省の前身である兵部省の指揮者となり、8名の刺客に襲われ46才で亡くなった。 辞世の句は「君のため 捨つる命は 惜しからで ただ思わるる 国の…
毎朝4時に起床する。今日は何気に吉田松陰の言葉を思い出した。「末の世において道義を実践したならば、必ずその時の人々から極端だといわれるであろう。もしまた、世人から極端だといわれるくらいでなければ、決して道義ではないのであ…
「無駄遣い」 昭和54年大学2年生で自動車免許を取り、1カ月1万円を支払うとの約束で下宿の向いの中古車店から3万円で45年式のミニカを車買った。 そのミニカに乗って2カ月目、伊勢神宮から磯部に抜ける峠道で谷に落ちた。以来…
約束をしてもなかなか守れない人がいる。大学で教えていても提出日を守らない。明日は大学の後期授業初日である。 菜根譚に「すべて眼前に来(きた)ることは、足るを知る者には仙境(せんきょう)、足るを知らざる者には凡境(ぼんきょ…
夜明けが5時30分頃になった。 寝坊して6時近くまで寝ていると番犬の「華」が顔、手をぺろぺろ舐めてくる。それでも起きないと腕を甘噛みする。仕方なく起きて散歩の支度をして近くの三重県民の森の広場へ行く。 若いころは朝起きる…
テレビでは学校へ行きたくない子どもにはどのように接したらよいかという特集が流れていた。いろいろな意見があるなと思う。しかし、ここ数日は故総理大臣の国葬反対のデモや宗教団体と癒着の政治家の話でもちきり。 子供らに向き合わな…
7年前「さざれ石」が全く奇異な関係で手に入った。子供や留学生に、「さざれ石」を説明をするうえで欲しいと言っていたこともあり、さっそくひもろぎ苑に飾った 「さざれ石は」岐阜県の天然記念物に指定されており、むやみに採取しては…
吉田松陰先生の言葉に「およそ学をなすの要はおのが為にするあり。おのが為にするは君子の学なり。人の為にするは小人の学なり」意味は、「学問というのは自分を磨き高めるためにするものです。そういう学問は、志の高い人の学問です。自…
「修己治人」 明治の初めのころ日本に来たロシアの海軍士官ゴローニンは日本を「子育て上手の先進国」として賞賛した。「日本人は子供に読み書きや法律、歴史、地理などを上手に教えるが、もっと大切な点は幼いころから子供に忍耐・質素…
もうすぐ夏休みが終わる。大阪府や沖縄県では今秋から2学期が始まったと聞いた。 夏休みが終わると、たちまち日常生活の中に引き戻される。少しさみしい思いと、安心感がある。 8月は非日常が多い季節である。非日常は日常の何倍もの…