ひもろぎ苑 1995 種を撒く 2
ひもろぎ苑 1995 種を撒く 2 「先生、水あるんですか。」 「電気は来てますか。」 「チェンソーはありますか。」 「どこまでが俺らの土地ですか。」 雑木林、埋もれた道、廃屋を前に卒業生らは口々に質問が出た。土地を手に…
ひもろぎ苑 1995 種を撒く 2 「先生、水あるんですか。」 「電気は来てますか。」 「チェンソーはありますか。」 「どこまでが俺らの土地ですか。」 雑木林、埋もれた道、廃屋を前に卒業生らは口々に質問が出た。土地を手に…
「根を張る前のタネをまく場所」 前回はひもろぎ苑の始まりを書いた。同時に若者を集める前の、ひもろぎ苑の場所に種を撒こうする時が思い出された。 もともとひもろぎ苑の持ち主は、地元では有名なやくざみたいな人の持ち物らしい。そ…
「ひもろぎ苑」誰も知らないけど根っこを張っている。 20数年前。平成に入った頃、工業高校の担任をしていた。失業をしたり、交通事故をしたりと卒業生の状況を、学校を訪ねてくれた卒業生から聞いた。卒業したらどうすることもできな…
夜は格別で雪景色の静寂は、風がなければ読書にも適しているとも感じる。まあ読めていないが。 『言志四録』(げんししろく)の『言志晩録』第60条に 「少くして学べば、則ち壮にして為すことあり、壮にして学べば、則ち老いて衰えず…
今日は「大寒」 二十四節気とは古くから中国で使われている暦で、1年を春夏秋冬の四つの季節に分け、さらにそれを6分割し、計24等分したもの。 「大寒」は、その二十四節気の24番目の節気で、冬の最後を締めくくる約半月が大寒だ…
昨日は大雪になるということで再び麓にある妻の実家に退避した。朝5:26菰野駅から四日市へ、四日市から名古屋駅、名古屋駅から岡崎藤川駅。そこからスクールバスに乗り、大学に到着。電車の遅延も含めて3時間かかっての到着。今まで…
知足 1年前の投稿を見て立派なことを書いていると感心。 今はただただこの山の生活を自分のものにしようと必死。「華」もあきらめた顔をしてついてくる。 「吾唯知足」(われただただたるをしる) この言葉は京都の龍安寺にある「知…
先週木曜日一晩中「華」が暴れて一睡もできなかった。おなかが痛いらしく朝方おなかを下し一段落したが、夜中に外に連れ出したりと大変であった。土曜日まで元気もなくドックフードもあまり食べなかったが、日曜日の朝の散歩が終わるとモ…
あけましておめでとうございます。昨年はお世話になりました。今年もご指導のほどお願いいたします。また、昨年末に拙書を出版し、買っていただいたみなさんありがとうございました。加えてレビューを書いていただき重ねてお礼申し上げま…
7月の終わりから山に住むようになり、冬を越せたら山に住んでいると人に言えるようになるかなと12月。すでに2回の大雪に見舞われた。写真は29日の散歩風景と今日の散歩風景。雪が積もっていようがいまいが関係なく進む「華」。 拙…