信じる自分

あまり体調がすぐれず、1日ぐだぐだしていたら夜には37℃になり、これはインフルエンザだと思い寝たら朝は爽快に目覚めて36.3℃。
体調より、体温計を見ていろいろ考えている自分がいることに気付く。30歳台の時はよく12月31日に熱を出していた。大掃除をしているときに、どうも体がふわふわすると思い熱を計ると38℃あるとかで、寝正月に強制的に身体か休んだのを思い出した。
何かやらねばならないことがあると倒れていられないと自分に思い込むので、風邪などを跳ね返していたのだろう。60歳も過ぎるとそうもいかないらしい。また気が弱くなっているのかもしれないと反省だ。
作家故遠藤周作の言葉に「黄昏の砂浜は歩きづらいが、振り返ると波打ち際に自分の足跡が・・・自分だけの足跡が・・・一つ一つ残っている。アスファルトの道は歩きやすいが、そこに足跡など残りはしない。」がある。いつの頃からアスファルトの道を探して歩こうとしている自分がいる。体調より、体温計を信じる自分と似ている。
吉田松陰の言葉を思い出す。
「大事なことを任された者は、
才能を頼みとするようでは駄目である。
知識を頼みとするようでも駄目である。
必ず志を立てて、
やる気を出し努力することによって
上手くいくのである。」